カテゴリ:ポタリング



2015/10/24
10月22日:「道の駅やちよ」で車中泊のあと、急に思いついて千葉の親せき宅を訪問。その後「海ほたる」へ渡りました。そのまま川崎、横浜と車を走らせ、街中の安い駐車場を探してウロウロしました。東京、横浜あたりは24時間2500円などというのがざらで、3桁クラスはなかなかありません。貧乏旅行の精神に従って2時間を目処に街見物。ミナトみらいから馬車道、横浜ドーム下を抜けて中華街へ。神戸の中華街より3~4倍は広いようです。立ち並ぶ店々では中国語が飛び交い、ここは北京か香港かという風情の中、入った路地裏の店がヒットでした。味・ボリューム・値段の3拍子がそろっていて満足。上機嫌で「街の明かりが・・・」とか「港のヨーコ、横浜・・・」とか口ずさみながら走っていると、伊勢崎町にさしかかったので「あなた知ーってる」と歌が変わり、最後「横浜たそがれ・・・」で、この地を後にしました。

2015/10/24
10月21日:人形町のアパホテルでゆっくり目を覚まし、近くのカフェでパンとコーヒーの朝食。それから銀座へと出かけたところでカヌーワールドを表敬訪問することにし、迷惑をかえりみず電話をしてみました。こんないいかげんさが私の悪いところであり、ポタリングのいいところでもあるのです。舵社のある浜松町まで自転車で10分少々。突然の訪問にかかわらずU編集長とお会いし話ができたのは、大きな収穫であり幸運でした。銀座で昼食の後、日本橋から東西線に乗り妙典で下車。それから左手にスカイツリーを見ながら江戸川の土手を北上しました。「寅さん」で有名な葛飾柴又に着いたのはもう夕暮れでした。ドラマや映画でよく耳にする地名や風情にふれ歩くと、いっそうその土地に親しみがわいてくるような気がするのです。東京はそんな場所に事欠かず、興味の尽きることはないようです。

2015/10/24
10月20日:街を自転車で走るのはなかなか楽しいものです。特に東京のような大都市は、なんのあてもなしに行き先も定めずに行くのが面白いのですが、今日はKさん夫妻と会う、それに明治丸を見学するという目的があり、女房希望のスカイツリーもはずせません。というわけで気分的にはちょっとタイトでしたが、常磐線の南三ノ輪で電車を下りてから、吉原、浅草と見て回り、スカイツリーへは8時のオープンを待って登りました。天気はよかったのですが、遠方はかすんで富士山は見えませんでした。その後、両国、月島へと走り東京海洋大学にある明治丸へ。船内をボランティアの方に案内していただきました。他日ふれることもあるかもしれませんが、この船には私なりの思い入れがあるのです。その後Kさん夫妻と丸の内で昼食を共にし、さらに皇居、靖国神社、夜の新宿、都庁ビル、銀座と見て回って、私たちらしかぬ忙しいポタリングで一日を終えました。

2015/09/16
9月15日:播磨風土記は、姫路に点在する14の丘の所縁を記します。大汝命の子、火明命は乱暴者でそれに耐えかねた大汝命は島に置き去りにすることにし、因達神山(八丈岩山)に舟で連れ出します。火明命に水を汲みに行かせたすきに、舟を出して大汝命は逃げるのですが、置き去りにされた火明命は怒り狂って波風を立たせ、その舟を転覆させてしまいます。舟から落ちた積荷にちなんで十四丘の名前が付けらました。その丘の内のいくつかを自転車で巡り、登ってきました。車だと駐車に困るような所も多く、登る山々も標高の低いものばかりですからこの方法がいいかなと思います。冑山、手柄山、金亀山(番外)、秩父山、舟越山(番外)、振袖山(番外)、八丈岩山、男山と回りました。最後の男山の長い階段を登った末に、今まで見たことのない角度での姫路城に対面しました。正面からの姿に慣れた私には新装なった姫路城がさらに新鮮なもののように目に写りました。

2015/06/30
6月30日:梅雨空の下、雨が降りだすまでにと神戸へポタリングに行ってきました。ハーバーランド・ウミエの駐車場は平日3時間までは無料。2000円買い物をすればさらに1時間大丈夫ですから、ポタリングのスタートはいつもここになります。大丸でウィンドウショッピングして目だけ肥やして、バーゲンやアウトレットの店で買い物というのが庶民のやり方ですね。大丸の隣のシネリーブルの会員になり、さらに自転車でうろうろした帰りに、エディバウワーで夏物のズボンを2着買ったら、女房がちゃっかりもう一品自分の物を挟んできました。庶民の女房はたくましく、あつかましい。でも、この程度でよかった。「お買い物は大丸か阪急でなくっちゃ」などと言わないだけありがたいと思わなくては。

2014/12/09
12月9日:今年、最後のテントレックは京都のポタリングで、私たち夫婦にさっちゃんがつきあってくれました。紅葉シーズンも過ぎ、観光客もいくぶんか少なくなった京都の町、有名な観光スポットに的をしぼらずに、碁盤の目のような通りを右、左と気ままに行くと、あみだくじを引くような軌跡が残るのでしょうか。昼食は高瀬川二条苑。午後からは平安神宮、哲学の道を経て吉田山にあるOさん夫妻宅におじゃましました。コーヒーをよばれながら、ひとしきり喋ったあと、鴨川沿いの気持ちの良い道を七条へと下って帰りました。これといって特別なこともないポタリングでしたが、今日の陽ざしのように何かほんわりとした温かい1日になりました。

2014/12/03
12月3日:大阪に色々と用事があって出かけました。都会は車より自転車の方が便利なので、これであちこち回ります。この日は梅田(ヒルトン)、難波(好日山荘)、玉造(SOUさんの店)、鶴橋、御堂筋、中之島、京橋と走り、最終に守口の娘夫婦宅というコースになりました。御堂筋はイルミネーションが灯り、夜の中之島界隈もきれいでした。最後は道に迷って、淀川の土手上を自転車で漕ぐことに。寒風の吹く真っ暗な土手道から両岸の街灯りを見ながら走るのも乙な気分だったのですが、体は冷え切っていました。娘夫婦の家にようやく着いて、しゃぶしゃぶでもてなされている内に、凍りついたような身もほぐれ、心までほんわかと温かくなってくるのでした。

2014/11/25
11月24日:金沢と言えば加賀百万石、前田家、兼六園と連想の輪がさっと広がるのですが、いつも山へ行く行く途中の通過点で立ち寄ったことがなかったのです。立山初滑りのあと天気の崩れを見越し1日早く下山して、この街を自転車でつぶさに見てまわりました。私はお城のある町で生まれ育ったせいか、城下町にはことのほか思い入れが強いのです。城郭はもとより、藩主の庭園、武家屋敷、町割り、そしてそこに住まう人たちの息遣い。城下町には独特の風土と文化があり、それが心のどこかに共鳴して、親しみと安らぎを覚えるのです。町並みの保存、伝統工芸、和菓子の美味さ豊富さ。百万石の豊かさと懐の深さを味わう一日となりました。

2014/11/17
11月15~16日:しまなみ海道をHさんご夫妻と自転車で渡りました。尾道から今治まで70㌔㍍ほどの間に長短6つの橋がかかり、これを渡って行くのですが、足下に瀬戸の海、行きかう船が見え気持ちの良いことこの上ありません。天気が良くて子供からお年寄りまで多くの人が行きかい、この海道の人気の高さがうかがわれます。ポタリングは自転車をつかっての物見遊山ですから1日でなんてことは野暮になります。途中、伯方島の光藤という旅館に泊まり地魚を食べ、見晴らしの良い所でコーヒーを沸かして飲んだりして楽しみました。帰りに乗った土生行きの高速船から島々を眺めていると、次はシーカヤックで渡ってみたいと思うのでした。

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