7月14日:知西別川は羅臼湖を水源にもつ川で、この川を遡りました。記録では4~6時間だったので、6人という大人数でも8時間もみておけば十分だろうと思っていたのですが・・・。遡りはじめてすぐにここが「谷」でなく「川」と呼ばれているかに気づきました。登っても登っても水量が減らないのです。たいした滝もないのですが、水と巨岩にはばまれ雪渓に迷い、ハイ松を漕ぎ、羅臼湖畔にたどりついたのは夜の8時。三日月が湖面に浮かんでいました。湖の浅瀬を歩いて遊歩道へ、さらに1時間ほど散策路をたどって車道へ出たのは10時でした。心配して迎えに来てくれた桜井ガイドの「これも記録だよ」の言葉が皮肉ではなく、温かく感じられたのです。
コメントをお書きください
みっちゃん (火曜日, 30 7月 2013 22:02)
皆さんに何度命を助けられた事やら。体は傷だらけでも、「心はしっかり」とがんばりました。
初体験 膝までの強い流れを隣の人と腕組みして渡る 激流はザイルにカラビナを通して飛びこむ 沢靴のまま雪渓を登る 這い松の薮漕ぎ 月明りの中の池歩き 雪渓の上の生温い風 本気で笛を吹く 熊の事などすっかり忘れていた 「これも記録だよ~」の言葉が「岳」の「山歩」の様でした。本当にお世話になりました。
navi-o (火曜日, 30 7月 2013 23:28)
おつかれさまでした。
ひどい目にあわせちゃったかな?と心配していたのですが「心はしっかり」で安心しました。
苦しかったことも、いい思い出へと昇華してくれることを願っています。
久々の夜歩き、羅臼湖に浮かぶ三日月は私の頭にも鮮明です。