7月19日:雌阿寒温泉から雌阿寒岳に登り、オンネトーへとくだるコースをとりました。2~3時間の登りとたかをくくっていたのですが、見たこともない活火山の姿に圧倒されました。標高1000mを越えた五合目あたりでもう森林限界。頂上につながる尾根に出ると噴火口をのぞき見ることになります。その一つには赤茶けた水がたまった赤沼、もうひとつにはブルーの目のような青沼があります。地肌を割って噴きあげる噴煙と谷からわく雲の下には青い阿寒湖と緑の森林が、ガレキと火山岩の荒々しい山腹には色とりどりの高山植物が花開き、このコントラストがとても印象的でした。
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