1月10日:M君の誘いで氷ノ山へ。私のわがままを聞いてもらってネジレ谷を滑ることにしました。登路に選んだ流れ尾は久しぶりですがスキー場のリフトが標高940㍍まで運んでくれます。最上端にあったリフトは今は閉鎖されて、ゲレンデ跡を登らなければなりません。その上の枝尾根から流れ尾へ出る所の雪庇も昔ながらに健在で、スキーをはいたままだとちょっと苦労です。さらにその上では前を行くM君の足元に雪庇の亀裂が走ってひやりとさせられたり、思いのほかの苦闘。それでも正午前には頂上小屋に入りました。連休の割に人は少なく1パーティが休んでいるだけでした。ネジレ谷は源頭部こそパウダー様だったのですが、次第に重くなり、滑りにくくなりました。標高1000㍍辺りまで下りた所から登り気味にトラバースして流れ尾に戻りました。滑降自体は期待ほどではなかったものの面白いコースで、これで氷ノ山で滑ってみたかったコースは全部終わったことになります。
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