5月8日:ゴールデンウィークのさ中に誕生日のある私は、いつも山にいて家でそれを祝ってもらったことがありませんでしたが、今年は嬉しい例外になりました。GWが明けて7日から遅ればせながら上越の山々をスキーで巡って雪のシーズンを閉じることにしました。一晩中車を走らせたので、午前6時の奥只見シルバーラインの開通時間には間に合ったのですが、さすがに眠くて予定していた越後駒はあきらめました。ダム工事用の隧道をそのまま一般供用したような粗削りな長いトンネル道を抜けて奥只見スキー場へ。ここは17日まで営業しています。8時頃になると、スキーヤーやボーダーが三々五々やって来だしたので、私たちも温泉付半日券3400円を買って滑りました。強い陽ざしで雪は湿って重く、ゲレンデのコースをひととおり滑るとさすがにくたびれて、ブナの林に逃げ込み休みました。芽吹いたばかりのブナの若葉を貫いて降りそそぐ春の陽光は生命の喜びにあふれているようでした。
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