8月3日:いよいよカヤックによる旅も最終日となりました。小串の漁師さんに教えてもらったとおり、沖へと漕ぎだし、北東に流れる潮に乗ります。前島までは順調でしたが、津和崎瀬戸の入り口辺りで、潮の方向が定まらず複雑な流れになっていました。野崎島は住む人なく、畑地の跡が段々に残され、その下にきれいな砂浜がありました。そこに上陸。村の学校跡が「自然学塾」という体験施設になっていてグランドにはきれいにテントが張られていました。管理人さんの好意でシャワーを使わさせてもらい、旧野首教会を訪ねました。赤い煉瓦造りの教会が青空と緑に映え、目と心に焼きつきました。
今回の海旅の終着地、宇久島には正午過ぎに着きました。
「宇久フィッシャリーナ」というヨットの停泊施設を使わせていただき、漁協に電話をしました。どんな様子か見にきてくれた女性職員の方が、カヤックと荷物を軽トラでフェリー乗り場まで運んでくださいました。最後は「レストランもりた」で送迎付きの夕食、これが旅のフィナーレとなりました。
「美しいものが見たい、いい人に出会いたい」これが私の旅の目的ですが、その二つとも満たされた今回の五島列島でした。
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yo4o3 (土曜日, 15 8月 2015 21:42)
五島列島のカヤックの旅、海路は100キロ強ですか。
美しいものを目と心で感じた良い旅でしたね。
navi-o (日曜日, 16 8月 2015 20:00)
本当にいい旅でした。
これからは見るもの出会うもの、みんな一生に一度のものになるのでしょうね。
そう思うと、何もかもが色鮮やかに輝いて見えるのです。