カテゴリ:イベント



2015/11/18
11月18日:雨の日は映画ですね。テラッソ姫路にある好日山荘に行く用事があったので、ついでに4階のアースシネマズで上映中の「エベレスト」を見てきました。邦画の山岳映画のような作り物臭さのしない迫真の映像が素晴らしかったです。セラック帯、サウスコル、ヒラリーステップ等々、一体どうやって撮ったのだろうか思う景観がふんだんに。氷塊が落ちてくるシーンでは、過去の記憶がよみがえって思わず伏せてしまい、3D効果にしてやられました。ストーリーは「デス・ゾーン」や「死者として残されて」などを読んで知っていましたが、あらためて映像で見せられると、その過酷さに息をのむばかりです。見終わって思ったのは、エベレストは登るべき人が登る山で、金とコマーシャリズムがからむと質の違う危険をはらむということでした。実話に基づく映画、お勧めします。

2015/11/01
10月31日:レッドブル主催のフルーグタグ(ドイツ語で「飛ぶ日」という意味)に行ってきました。イベント嫌いの私がわざわざ出かけたのは、娘たちが参加しているからです。40チームのびりから3番目だったので結局、ほぼ全部見ることになりました。高さ6メートルのデッキの上で45秒間ほどダンスや寸劇のパフォーマンスをして、それから飛ぶのですが、飛べない鳥人間コンテストでいかに真面目にバカバカしく落ちるかを競うのです。それぞれに工夫をして面白かったのですが、一番近い1-Aのエリアでもあまりよくは見えませんでした。おまけに立って見ろという指示があって、くたびれてしまいました。11月17日の午前2時から1時間番組に編集されて関テレ(8チャンネル)で放送されるとのことですので録画して見ようと思っています。このほうがきっと楽しめるかも。

2015/05/24
4月18日:遠くから娘婿の母親と弟が訪ねてきてくれました。4月いっぱい滞在し、その初めの頃に広島を1泊2日で案内しました。安芸の宮島、原爆ドーム、呉の大和ミュージアムなどを巡りました。その後、神戸や淡路の花博などを案内し、娘夫婦は東京見物に出かけてきました。そういうわけで、何かと忙しくホームページもブログも手が回らず、「どこか外国でも行ったのだろうか?」とか「とうとう、あいつもくたばったか?」などといらぬ心配をおかけしました。どっこい生きていますので、ブランクの一ヶ月ほどを、今日に追いつくまで、これから毎日書いていくことにします。

2014/07/05
7月4日:6時に虹かと3児の親父が食事の匙を投げだして、見たのが横の写真です。虹は裏の原っぱの向こうからきれいな半円を描いて南の民家の上まで空をまたいでいました。その外側にもうっすらと、これも見事なアーチを描く虹がありました。広角レンズでなければとても全容は写せません。梅雨の空がくれた一瞬のプレゼントでした。

2014/02/24
2月22日:昨年、知床をシーカヤックで回ったメンバーの再会です。Mさんが畑に仕掛けた罠にかかった猪を持ってきてくださいました。庭にしつらえたテーブルを囲み、鍋と焼肉です。猪肉は臭みがあるので味噌で炊く牡丹鍋が一番と思われていますが、血抜きがしっかりできていて新鮮なものは、そのまま焼いても美味いものです。タンにマメ、レバーといかがわしそうなところに舌鼓。猪鍋には骨付肉を入れ、春を告げる野菜「八尾の若ゴボウ」を炊きこむとでき上がり。みっちゃん持参の太陽酒造「たれくち」を一本空けた翌朝、鶯の初音を聞きました。春はそこまで来ているようです。

2013/12/30
12月30日:我家の歳末の餅つきは私が子供の頃から50年以上続いています。郷里の津山で、祖父母、両親、兄弟、近所の人で裸電灯の下で餅つきをしたことはセピア色の写真のような記憶としてはっきりと残っています。その祖父母、両親も今はなく、臼も杵も2代目になり、餅をつく場所も加古川、三木と移って、私たちもいつの間にか父母から祖父母という立場になってしまいました。この餅つきに子供たちが帰ってきてくれます。杵の音と笑い声につつまれた暖かな一日、こうしておだやかに世代が変わっていくこと以上の喜びはそう多くはないように思えるのです。

2013/02/14
2月13日:テレマーク用のアイゼン「アイゼくん」を作った一新工業さんの次の雪山用具はスノースコップ「セツドウくん」。掘る、削る、運ぶの機能にスノーソーの切るを加えた逸品。シャフトは伸縮、ブレードとは別収納。そのブレードはオスプレイの28㍑ザックの背におさまる大きさ、重さも590gと軽量。雪洞掘りでしばしば出くわす氷の層、それを切り崩すのにいちいちスノーソーに持ちかえなくてもワリワリと掘っていけます。この日1時間余で2人用の雪洞を完成させました。これはいけるかも。

2012/11/07
11月7日:就職してからずっと住みつづけていた加古川を出て三木に移りました。高台の気持ちのよい所です。東に丹生山の山並みが、西には高御位山、南に雄岡山、北は遠く笠形山がかすみ見えます。山が見える暮らしにあこがれていました。家も庭も広くなって、終の棲家としてはもったいないくらいです。...

2012/10/07
10月7日:三木山森林公園のきのこイベントに参加しました。定員をこえる参加者で、この世界への関心の高さがうかがわれますが、食べたい一心で参加している私のような志の低い人もいて、ちょっと安心。で、感想は。目からうろことはいかず、あらためて奥の深さにため息。個体識別のむつかしさと大切さをおぼえながら、「ヤマドリタケモドキ」をひとつ失敬し、家に帰ってから試食してみました。たいして美味くはなかったですが、まだお腹は痛くありません。勉強はつづきます。

2012/06/11
6月10日:鉢伏山の山麓にある小さな村葛畑。そこの芝居堂で子ども歌舞伎を観てきました。数年前に偶然、この舞台で地元の子どもたちが演じる歌舞伎に出あってからすっかりファンになってしまいました。公演場所は出石の永楽館や関宮のノビアホールだったりしますが、今回は全国地芝居サミットということで葛畑の舞台。佐用町や奈義町などからの参加もあり満席でした。頭の上でトンビがないたり、花道をカメムシがはったり、裏の田のあぜ道を小道具のふすまが行き来したりするのも趣で、いっしょにいった母も目をほそめながらたのしんでいました。それがまたうれしい一日でした。