カテゴリ:2011年



2012/01/04
12月30日:今年最後の山行は堂ちゃん夫妻と伊吹山。伊吹は標高以上に高く、大きく感じる山ですね。スキー場は休業しているので下から標高差1100㍍ほどの登りになります。特に8合目からの急斜面ははきつくなりますが、前回スキーをぬいだ女房もアイゼくんのおかげでそのまま登り切りました。頂上の建物はエビのしっぽでびっしりとおおわれ、白亜の殿堂と化していました。楽しみにしていた滑りの最初はよかったのですが、7合目あたりからモナカ状態。琵琶湖を足下にうまく落ちていく堂ちゃんたち。それを追う私たち夫婦にはきびしい雪質でした。さて、これから練習しなくっちゃ!!

2011/12/28
12月27日:W隊長とS店長のプランにのせてもらい、氷ノ山の横行谷へ行ってきました。クリスマス寒波のおかげで積雪はゆうに1㍍をこえていました。横行の村はずれから長い林道歩き、スキーをはいていても向うずねあたりまでしずみます。30分ごとのラッセル・ローテーションで8時間半のぼって千本杉あたりまで達しました。時刻は14時半。ここを潮ときめ、底のとれないふかふかの新雪をすべりおりました。朝暗いうちから夕暮れまでの初滑り山行は充実していて、私には幸先のよいスタートになりました。

2011/12/26
12月24日:香寺町須加院の奥の暮坂峠から広峰山へと歩いてきました。峠から氷室山まではけっこう草木が茂っていて、途中2箇所で迷いかけました。須加院からの道を合わせると、その先は難なく、山道らしくなって頂上へ。南下していくにつれて道はさらによくなり、里山らしく左右に枝道をわけながらやがて近畿自然歩道にでます。バブルのころ浮上した「はりま空港」の計画は頓挫し、この山域の自然は守られました。落ち葉の下にうごめく無数の生命をふみながら歩く、私たちはそのやわらかな感触がうれしいのです。

2011/12/22
12月20日~21日:長女夫婦の仕事を手伝った空きの時間に、紅葉シーズンを過ぎた京都のポタリングをたのしみました。初日は御所内の砂利道を縦横にくまなく見てまわり、夜に女房と合流してからは先斗町や木屋町、四条界隈の食事散歩。「なんで豆腐ごときが三千円もするんや。」という感覚ですから、結局安い居酒屋のはしごになってしまいました。翌日は、先月に京都に引っ越されたOさんのお宅におじゃまし、素敵なお家をみせていただきました。最後に鴨川沿いの自転車道を走っていると、来春、桜の頃のポタリングへの思いがわいてくるのでした。

2011/12/19
12月18日:武田尾駅から西宮名塩駅まで一区間だけJRにのり、廃線になった旧福知山線を歩きました。武庫川沿いのこの道は線路の跡でハイキング道ではありませんが、枕木やトンネル、鉄橋が残り、現実には多くの人がおとずれる人気のコースになっています。トンネルの中は冷たい風が通りぬけ、そこを出ると太陽のあたたかみがうれしく思えました。桜の園の陽だまりで芋煮、8人だったので歩いているより食べてしゃべっている時間の方が長かったようです。最後は武田尾温泉であたたまり、小春日和のたのしい一日になりました。

2011/12/16
12月16日:藤ノ木山自然公園を散歩してきました。平日の午後、遊歩道に人影はなく、落ち葉を踏む音だけが道連れでした。藤ノ木山トンネルにさしこんだ西日が長い影をうつしだし、枯葉にまじって雪花も舞いこんできていました。冬のおとずれです。

2011/12/15
12月15日:牧野自然公園から畑山への道を歩きました。公園からひと尾根こえて神谷ダムへ。湖畔の道を西に400㍍ほど行くと、かすかな踏み跡がありました。あとは薮こぎ。猪のやつらも通るらしく、ヌタ場からあがった連中がバスタオルがわりに草や木で体をふくので獣道は泥だらけ。そこを行く私のズボンも真っ白け。出合頭がこわくて大声で独り言をいったり、調子はずれの歌を歌っていましたが、それをやめると空から舞い落ちる枯葉が梢にあたる乾いた音、季節のページをめくる音が聞こえます。私はもう大声を出す気にはなれませんでした。

2011/11/29
11月26~27日:アウトサイドのテレマーク&忘年会。スキーにするか山を歩くか最後まで迷ったのですが、幅のせまいレーンの人工雪を滑る気になれず、結局、高竜寺ヶ岳の薮をこいできました。午後2時すぎから歩きはじめました。本来なら下山する時刻ですが尉ヶ畑コースで頂上へ。そこから道のない北の尾根をたどり、最後は地図を読んで急な枝尾根から谷へくだりました。特に急いだわけでもないのですが明るいうちにたんたん温泉にはいる余裕。忘年会でなつかしい面々に会うと無性にテレマークがしたくなったのですが、翌日も一人、市野々から長い林道を歩きました。ものを想う季節のようです。

2011/11/24
11月23日:天気予報は半日ずれたのでしょうか。日中、雨はふらずなんとかもってくれました。これを幸いに神谷ダムの北側をとりまく尾根を歩いてきました。始点は牧野自然公園で光景寺山、焼山、向山とめぐります。東端の藤ノ木山が一連の山の最高峰で、これを踏んだあと藤ノ木自然公園へとおりました。。帰路はあらかじめ用意しておいた自転車で田園サイクリング。予想外のよい道で女房殿のごきげんもよろしく、畑山の失点をいくぶん取りもどしたようです。

2011/11/21
11月21日:昨日登られなかった畑山が今日も呼ぶのでいってきました。太尾青少年キャンプ場は「関係者以外立入禁止」。北の城山から尾根づたいにいけないものかと思い、ヤブ道を歩きました。キャンプ場の奥をかすめる形で畑山の東側の谷をつめて尾根、電波反射板から頂上へとめでたく登ることができました。帰りに神谷からみる畑山が夕陽にそまっていました。少し寒い晩秋の1日、帰ったらおでんをあたためて一杯やることにしよう。

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