もちつき

裏庭で
裏庭で

12月30日:年末恒例のもちつき。祖父母の代から、場所は変わっても50年以上つづいています。正月はそれぞれの家で過ごすのですが、この日は、兄弟、親子3代、みんな集まってくれます。朝からにぎやかにもちをついて、そのまま昼から忘年会。

 今年もよい年でした。来年もそうありますように。みなさん、よいお年をお迎えください。

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呑吐ダムの裏山 

山陽自然歩道
山陽自然歩道

12月28日:午後から雨との予報。それまでは大丈夫だろうと自宅から東に見えるシビレ山へとみっちゃんと娘さん、その友人に女房の5人で出かけました。戸田の村から入る最短の道を選んだのですが、登山口に「12月末日まで理由を問わず何人も入山を禁ずる」との表示。松茸山だからそうですが、こんな師走に生える松茸などあるのでしょうか。このまま入っても味が悪く、警告通り警察にでも通報されたら面倒なので、呑吐ダム側に転進しました。 ダムの堰堤向うから歩き、途中で葛をとって籠を編んだりして遊び、昼前に見晴らしの良い尾根でチーズフォンデュをして楽しみました。それから広芝池へと下りたのですが、この短い間に「近畿自然歩道」、「山陽自然歩道」、「太陽と緑の道」と看板が3つもあり、行政の縦割りと無駄は面白いものだと思ったのです。正月飾りの松、ウラジロなど採って、山から帰りつくとちょうど雨。タイミングのよい短い里山歩きになりました。


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西光寺山(712.9m)

西光寺山頂上
西光寺山頂上

12月26日:播丹境界の山々を踏査している雲水さん といなみ山の会の人たちと西光寺山から北に伸びる尾根を比延峠まで歩いてきました。薮漕ぎを覚悟していたのですが思いのほか良い道で、落ち葉のクッションを踏みしめながら、楽しい山歩きになりました。私もけっこうあちこち歩いているつもりでいましたが、雲水さんから周辺の山々やたどったコースの説明を聞いていると、上には上があるものだと思いながら、北に見えた高山や猿薮など登ってみたくなりました。

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レンコン掘り

皿池
皿池

12月23日:みっちゃんのお誘いでレンコン掘りのイベントに参加しました。明石の大久保にある皿池のあたりには長靴にスコップをもったそれらしい人たちがウロウロ。レンコンを掘る道具すら知らなかった私たちは、みっちゃんが持ってきてくれたスコップを借りて10時の合図で池に入りました。レンコンは深さ30~40㌢の所を横に這うというみっちゃんのご主人のアドバイスを聞いて掘りました。なかなかの重労働で泥まみれ、レンコンが高いわけが分かります。優勝者の143㌢にははるかに及ばないものの数本の収穫を得て満足。レンコンのテンプラや焼芋もいただいて、ローカルなため池イベントを満喫。来年は3位入賞を目指すぞー!!

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奥神鍋

いい雪でした
いい雪でした

12月19日:爆弾低気圧の通り過ぎたあと、県北の山にも雪がたっぷり。私の足馴らしと新雪の苦手な女房の練習に奥神鍋へ出かけ、ノートラックの斜面を重点に滑りました。腰が引けないで、前を向いて滑ると、それなりに行くのですが、怖がると逆戻り。女房殿は今年も一進一退?でも、かなり良くなってきているので、あとはメンタルだけかなぁ。4時間券で正午過ぎには切りあげ、今年4月に新装された「ゆとろぎ」で温まって帰りました。

山に入るには、まだ雪が根になっていないようで、明日の二つ玉低気圧の通過後に期待、どさっと降れば山入りの開始です。

 

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薪割の日

12月14日:日本海側は大雪の便りですね。北の空をおおう雪雲を見ながら、吹きつける寒風の中で薪割をしました。体が温まる間もなく、息は上がり、鼻水は出るわ、指の関節はこわばって腕もそれなりに痛みます。でも楽しいのです。カパーンと割れたときの爽快さはストレス解消に・・・・。

そう言えば、ストレスのかかるような暮らし、していなかったか。ちょっと筋肉痛のぜいたくな午後でした。

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京都ポタリング

先斗町
先斗町

12月9日:今年、最後のテントレックは京都のポタリングで、私たち夫婦にさっちゃんがつきあってくれました。紅葉シーズンも過ぎ、観光客もいくぶんか少なくなった京都の町、有名な観光スポットに的をしぼらずに、碁盤の目のような通りを右、左と気ままに行くと、あみだくじを引くような軌跡が残るのでしょうか。昼食は高瀬川二条苑。午後からは平安神宮、哲学の道を経て吉田山にあるOさん夫妻宅におじゃましました。コーヒーをよばれながら、ひとしきり喋ったあと、鴨川沿いの気持ちの良い道を七条へと下って帰りました。これといって特別なこともないポタリングでしたが、今日の陽ざしのように何かほんわりとした温かい1日になりました。

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木こりの日

追い口を入れるMさんのチェーンソーさばき
追い口を入れるMさんのチェーンソーさばき

12月8日:今日は薪ストーブ用の薪を採るために木こりに行きました。私は3度目、女房とMさんは2度目、S店長は初めてでしたがスタイルは完ぺき。T君がひやかしに見に来ていましたが、結局、彼も引きづりこまれて、チェーンソーを持ち、斧を振るはめになっていました。M君の持ち山で樫の木を2本切り倒してから、つくね鍋を囲んでワイワイ。これがあるから、木こりの重労働も楽しくなります。午後は35センチ程の長さにそろえた丸太を斧で割りました。できた薪を軽トラで我が家に運びましたが、今日の木をすべていただいてしまい申しわけないやら嬉しいやら。今冬も来冬も十分なくらいのストックができました。感謝!!

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大阪ポタリング

御堂筋イルミネーション
御堂筋イルミネーション

12月3日:大阪に色々と用事があって出かけました。都会は車より自転車の方が便利なので、これであちこち回ります。この日は梅田(ヒルトン)、難波(好日山荘)、玉造(SOUさんの店)、鶴橋、御堂筋、中之島、京橋と走り、最終に守口の娘夫婦宅というコースになりました。御堂筋はイルミネーションが灯り、夜の中之島界隈もきれいでした。最後は道に迷って、淀川の土手上を自転車で漕ぐことに。寒風の吹く真っ暗な土手道から両岸の街灯りを見ながら走るのも乙な気分だったのですが、体は冷え切っていました。娘夫婦の家にようやく着いて、しゃぶしゃぶでもてなされている内に、凍りついたような身もほぐれ、心までほんわかと温かくなってくるのでした。

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金沢ポタリング

金沢城の空堀
金沢城の空堀

11月24日:金沢と言えば加賀百万石、前田家、兼六園と連想の輪がさっと広がるのですが、いつも山へ行く行く途中の通過点で立ち寄ったことがなかったのです。立山初滑りのあと天気の崩れを見越し1日早く下山して、この街を自転車でつぶさに見てまわりました。私はお城のある町で生まれ育ったせいか、城下町にはことのほか思い入れが強いのです。城郭はもとより、藩主の庭園、武家屋敷、町割り、そしてそこに住まう人たちの息遣い。城下町には独特の風土と文化があり、それが心のどこかに共鳴して、親しみと安らぎを覚えるのです。町並みの保存、伝統工芸、和菓子の美味さ豊富さ。百万石の豊かさと懐の深さを味わう一日となりました。

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立山初滑り

剣沢を滑る
剣沢を滑る

11月21~23日:昨秋は西表島でカヤックを漕いでいたので、ここ立山の初滑りは2年ぶりです。昨年は大走りの沢で大きな雪崩事故があったせいか、雷鳥沢のテントの数もいくぶんか少ないようでした。好天に恵まれ、青空に映える剣岳を目の前にして滑るのは実に気持ちの良いものでした。帰りの雷鳥沢南側の尾根、地獄谷北の丘、立山乗越の斜面など、今まで行ったことのない所を滑ったせいか、パウダー、アイスバーン、モナカに腐れ雪と、1シーズン分の雪質を体験したようです。滑ることもさることながら、夕陽に染まって刻々とその色合いを変えていく立山の美しい雪姿を見られたことが、私には何よりの収穫に思えるのです。

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青首大根

採りたて
採りたて

11月20日:青首大根ができました。種を蒔いてから、間引き、青虫退治、施肥という作業を経て立派に育ちました。青首大根は上昇志向が強く、下へではなく上に伸びるそうで、その飛び出た部分が青くなるので青首なんでしょう。無農薬ですから安心して葉から根までぜーんぶ食べられます。そのままおろして、オデンに煮つけ、大根飯にみそ汁・・・。よだれが出そう。

この他に、玉ねぎ、春菊、桜島大根、苺、えんどう豆がわずかずつ植わっており収穫が楽しみです。三木に住むまで畑仕事など無縁だったのですが、我が家の角に2坪ほどの畑(猫額園と呼ぶことにしました。)をもってから、だんだんと農作業にはまっていきそうな自分を見ています。

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しまなみ海道

しまなみ海道で最長の来島海峡大橋(4,105㍍)
しまなみ海道で最長の来島海峡大橋(4,105㍍)

11月15~16日:しまなみ海道をHさんご夫妻と自転車で渡りました。尾道から今治まで70㌔㍍ほどの間に長短6つの橋がかかり、これを渡って行くのですが、足下に瀬戸の海、行きかう船が見え気持ちの良いことこの上ありません。天気が良くて子供からお年寄りまで多くの人が行きかい、この海道の人気の高さがうかがわれます。ポタリングは自転車をつかっての物見遊山ですから1日でなんてことは野暮になります。途中、伯方島の光藤という旅館に泊まり地魚を食べ、見晴らしの良い所でコーヒーを沸かして飲んだりして楽しみました。帰りに乗った土生行きの高速船から島々を眺めていると、次はシーカヤックで渡ってみたいと思うのでした。

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金城山(339.3m)

金城山を背に
金城山を背に

11月13日:西脇にある金城山に登りました。西脇霊園に車を置き、源頼政の墓がある長命寺へと下ると鵺退治の像がありました。頼政は平家物語に出てきて平氏滅亡の嚆矢となる乱を起こしますが、宇治の平等院で討ち死します。その墓所は全国に5カ所あると言われています。ここ西脇と何のゆかりがあったのでしょうか?

 金城池の畔のよい道を歩き、広い谷を進んでいくつか小沢を渡ると道は次第に細り、やがて尾根を登るようになりました。この尾根の道は踏み跡程度で最後の急斜面はほぼ薮こぎ状態でした。展望のきかない頂上は早々に辞し、下山路を探り、地形図にある破線の道を下ることに決めましたが、尾根の途中の奇妙な場所に記されたその道は、悪い予感のとおり影も形もありませんでした。それから前方のアンテナの立つ山まで薮濃い尾根を延々と歩かされたのでした。たかだか400㍍の山と高をくくってきたのですが、里山は案外と手ごわいものだと思いながら、夕陽に染まる山腹を眺めながら歩いたのです。

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城ヶ山(562.4m)

城ヶ山頂上直下
城ヶ山頂上直下

11月6日:海上に新米をもらいに行った帰りにちょっと登ってきました。春来峠の真北にあるこの山は、その名前の示す通り城跡でもあります。登山口からわずか900㍍の行程に、山城の名残を示す堀切や地蔵堂などがあり、山頂は平坦、左右の尾根に出丸跡の平坦地がありました。その東側の急尾根を下って植林地から農道へ出ると、稲刈りを終えた田が谷の奥深くまで開かれていました。見事に手入れされた田のあぜ道を歩きながら、この田畑が荒れ果てるとき日本はどうなっているのだろうなどと柄にもないことを考えたりしたのです。

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カヌーワールド9

11月5日:先日、カヌーワールドの9号が届きました。今回の特集は「シーカヤックで巡る風景絶佳の多島海 瀬戸内カヤック天国」です。瀬戸内海は日本海とともに私の一番近いフィールドで、淡路島から西にかけて備讃瀬戸までのほとんどの島へ渡っていますが、その西はこれからと思っています。しまなみ海道沿いの島々は来年のテントレックにしようかなどと楽しみに読んでいます。「PADDLERS'TOY-BOX」欄の91頁にまたエッセイを載せていただいておりますので、ご一読ください。秋晴れの下で四万十川の後片づけをしながら今年のカヤックの旅を思い出したり、この冬の計画を考えたりするのもいいものですね。

 

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四万十川

瀬を下る
瀬を下る

11月1日~3日:今夏、北海道へいっしょに行ったMさんの呼びかけで29人が集まり、四万十川を江川崎から中村まで2日をかけて下りました。雨と分かっていたのに誰一人キャンセルが出なかったのは山や沢や岩やスキーの猛者ばかりだったからか、それともMさんが準備して下さった四万十の川の幸、モズク蟹、手長海老、鮎、鰻の魅力のせいか?カナディアンからシーカヤックまで色とりどりの舟、9歳から74歳までの老若男女入り混じっての川旅は沈と笑顔。夜のキャンプは豪快な料理に酒、歌に踊りあり、こんな愉しい旅は久しぶりでした。みなさん、ありがとうございました。またお会いましょう。

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収穫

なると金時
なると金時

10月30日:先日、我が家の猫の額ほどの家庭菜園でさつま芋を収穫しました。まずまずの出来と自画自賛していますが、隣家の人のアドバイスのおかげなのです。今日も、玉ねぎの苗床を作り方を教えてもらい準備完了。元肥もしっかり漉き込んだので、あとは1週間後に苗を植えるだけです。同じ材料、同じ手間暇をかけながら出来栄えが違うのは、やはりそれなりのコツがあるからでしょう。手順やタイミングがわずかにずれるだけで、こうも成りように差が出るのかと思うことがよくあります。私は今、家庭菜園の見習い小僧、いい師匠がいてくれることがありがたいです。

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犬島

犬島を目指して、おだやかなの海
犬島を目指して、おだやかなの海

10月27日:岡山の犬島へシーカヤックのガイドで出かけました。昨夜の雷雨が去り、気象予報は弱い冬型になると言っていましたが、朝の間はおだやか。気持ちよく漕ぎ出し、3㎞ほどの航程はあっという間でした。犬島はベネッセが精錬所という近代アートの美術館を開くなどして、直島や豊島などとともに知られるようになりました。簡単な昼食の後、めいめい散策まではよかったのですが、帰りに風が出て10ⅿ╱s強のアゲインスト。たまらず港そばの浜に上げて、ファルトを解体し、初心者のお二人には渡船で帰ってもらいました。天気の読みが甘く、申し訳ない結果になりました。どうやら木枯らし1号だったようで、季節は確実に冬へと向かっているのでしょう。

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アケビ籠

アケビ籠2作品
アケビ籠2作品

10月20日:今日は果無山へ出かける予定だったのですが、雨との予報で順延しました。朝から曇天、小雨模様だったのでいい判断でした。でも、少し山を歩きたくて近くの山へ入ってアケビ蔓を採りました。その場で女房の手ほどきを受けながら編みましたが、途中から雨になったので家に持ち帰って完成させました。大きい方が女房作、小さくて丸いのが私。でも仕上げは両方とも女房の手によります。これから冬にかけて雑木林の陽だまりを見つけ、そこでコーヒーでも飲みながら、手慰みにこれを編み上げるのは楽しい遊びになることでしょう。

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行縢山(829.9m)

行縢滝
行縢滝

10月17日:九州の山旅最終日は、帰りのフェリーに間に合うよう軽い山にしました。この山の名を「むかばき」と読める人は少ないでしょう。武者の両ひざに掛ける革製のひざ当てのことで、そのように二つの峰から岩壁がなぎ落ちているのです。特に雌岳の岩場は有名で垂直の壁がそびえ立っています。真ん中の窪地に落差70㍍の行縢滝があり、その下に立つとまるで中空から水が吐き出されているように見えます。頂上からは日向灘と延岡の街が眺められます。帰路にふもとの少年自然の家から登ってくる小学生の団体に出会いました。子供たちの赤い帽子が、私にはキノコのように見えて、とても可愛らしく思えました。

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大崩山(1644m)

坊主尾根のハシゴ場
坊主尾根のハシゴ場

10月16日:キャンプ場の居心地がよくて出発が遅くなり頂上へは行かれませんでしたが、和久塚尾根から登り、坊主尾根を下ってきました。後から思うと、逆コースの方が面白かったかも知れません。この二つの尾根を形成する花崗岩の岩場は、独特の景観を創りだしていて見ごたえのあるものでした。特に小積ダキは巨大なスラブで、もう少し若い頃に知っていたなら登らずにはいられなかったでしょう。和久塚尾根は北側をまく道がつけられていますが、尾根通しに岩の上を登ったら何倍も楽しいかもしれません。もちろんザイルの要る世界ですが。祝子川の沢登りとともにもう一度訪ねてみたい山域ですね。

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祖母山(1756.4m)

国観峠から山頂を振り返る
国観峠から山頂を振り返る

10月15日:やっと青空に会えました。祖母山は待ちに待った登山日和で、北谷登山口には一番乗り。後から三々五々、車がやってくるのは、100名山の一つだからでしょうか。急な風穴コースから登り、緩いが長い千間平コースを下りることにして出発。登り始めてすぐに徒渉がありましたが、登山道は刈り払われていて急登も苦ではありませんでした。山頂は360度の展望、やっと晴れ渡った九州の山を見ることができました。

下山途中に九合目小屋に立ち寄ったり、千間平の木洩れ日の林で休んだり、やはり陽の光が降りそそぐ山はありがたいものです。

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九重山(中岳:1791m)

法華院温泉
法華院温泉

10月14日:12、13日は台風19号で大荒れでした。高千穂峡や竹田、別府温泉などの観光でやり過ごし、台風一過の好天を期待して九重山に登りました。ところが、空はすっきりとせず、展望のきかない山歩きとなりました。牧戸峠から入り、久住山、中岳、稲星山、白口岳と1700㍍以上の山を4座回って法華院温泉へ。温泉の建物は以前来たときよりもきれいになっていて風呂の位置も変わっていました。昼食をとり、ひと風呂浴びてから私は北千里ヶ浜へと登って車をとりに牧戸峠へ、兄と女房は雨池を経て長者原へと下りました。天気は悪かったのですが、人が少なく静かな山を楽しめたので良しとしましょう。

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阿蘇山(烏帽子岳:1337m)

烏帽子岳を目指して
烏帽子岳を目指して

10月11日:九州山旅の2日目は阿蘇山でしたが、火山警戒レベル2で火口付近へは立入禁止となっていました。御嶽山のあのような事故があっただけに、活火山の登山規制は厳しくなるかもしれませんね。仕方なく草千里をへだてて向うに見える形のよい山、烏帽子岳に登ることにしました。山容が立派なので大きく見えたのですが、実際に歩くと1時間もかかりませんでした。展望はよく、向かいに阿蘇の噴煙も見え、遠くの外輪山を眺めるにつれ、このカルデラの壮大さが実感できるのでした。

下山後、ふもとの地獄温泉へ。九州の山ではこの楽しみもあります。

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高千穂峰(敗退)

砂礫の飛ぶ尾根道
砂礫の飛ぶ尾根道

10月10日:九州の山旅、第2回は兄と女房の3人連れです。大阪南港から鹿児島志布志港まで「さんふらわ」の船旅。到着したその足で高千穂河原へと車を走らせました。台風19号の接近までは天気も何とかもってくれるだろうとの期待は見事にはずれ、山はガスと強風でした。それでも往復たかだか3、4時間の行程だからと、たかをくくって登りはじめたのですが、森林帯を抜けて御鉢にかかる辺りから、倒されそうなほどの突風。それだけならまだいいのですが、小石や砂がつぶてのように飛んでくるのです。顔や手の甲に当たって痛くてたまらず、天孫降臨ならぬ早々降参とあいなりました。

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シビレ山

10月8日:日中、あまりにいい天気でしたので丹生山系のシビレ山を歩いてきました。実はシバハリ狙いもあったのですが、かつてのキノコ狩り場は荒れ放題、近畿自然歩道も草まみれでした。小松林のシバハリ適地にもキノコのキの字もありません。仕方なく茶花にする山柿とアケビ蔓を採って帰りました。夜は、歩いてきた山から昇る月を見ながら、日本酒にオデン。皆既月食の饗宴を楽しみました。こんな近くに、こんないい山があったのかとやや酩酊。気持ちのよい秋の夜でした。


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琵琶湖シーカヤック講習会

9月27~28日:琵琶湖のサニービーチでシーカヤックの初心者向けの講習会。11月に四万十川に行くのに、漕いだこともないではあかんやろ、というのが主催者の目論見でした。その参加者の中で私が少しはましだろうということで、講師を務めさせていただきました。漕ぎ方からレスキューまで、天気もよく水温も高かったので水に入るのも苦でなく、ワイワイ言いながら体のいい水遊び。この齢でこんなことができるのもカヤックという媒体があるおかげかな。ヤマヤさんやサワヤさんばかりだったので、キャンプも慣れたもので共通の話題も多く、大和地鶏の鍋も最高。準備くださったみなさん、参加くださったみなさん、ありがとうございました。

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神戸ポタリング

街路樹がさわやか
街路樹がさわやか

9月23日:何か月かぶりのさわやかな青空でした。午前中に用事をすませて残りの午後、こんないい天気に家にじっとしてはいられません。と言って山を歩くには遅すぎたのと女房の押しにより、ブロンプトンで神戸の街を走ることにしました。ハーバーランドに車を置いて元町から三宮へ。立ち寄った店はエディバウアー、モンベル、ユザワヤなど。アルマーニ、フェンディ、プラダなどでないところが可愛い。そんな店、自転車で行くような奴はいないだろうな。ハハハ・・・・。いろいろ走って、COPICのペン2本とプラスティックのフックを買っただけ。エコノミーな一日でした。

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大阪ポタリング

万博公園:太陽の塔
万博公園:太陽の塔

9月14日:大阪中之島から千里の万博公園まで自転車で35㌔㍍をこぎました。長女夫婦のポタリングデビューにしては少々距離が長かったですが、二人とも楽しんでくれたようです。途中で次女夫婦の新居を見たりして午後1時半頃に万博公園に着き、今日の目的である「イメージの力」を見ました。角淳一さんと民博の吉田教授のトークをMBSの古川アナの司会で進めるショウに、次女がゲストで出るというので賑やかしのつもりでした。地味なテーマだけに人が寄らないだろうと思っていたのですが、450人の会場に入られない人が出るほどの盛況でした。娘もイラストで笑いをとったりして、汗をかきながらもなんとか努めていました。久しぶりに学芸会を見にいく親の心境になっていました。

 

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西光寺山(712.9m)

山頂のアズマヤ
山頂のアズマヤ

9月9日:旧今田町と西脇市との境にある西光寺山へ登ってきました。山頂から尾根を南に下がった山腹に寺跡の平地があり、柱の礎石なども残っています。金の鶏の伝説や義経が三草山攻めの際に寺院を焼き払った歴史などが秘められており、知れば趣きがあるというものかもしれません。今田町側から近畿自然歩道をたどり、昼過ぎに山頂へ。3人連れの人たちが立ち去った後、気持ちのよいアズマヤで昼寝をしました。下山は西光寺跡を経由する寺坂道にとりましたが、迷いやすい所もあり少し荒れ気味でした。キノコは毒系・不明系の物ばかり、手ぶらで帰るのも癪なので玄関に飾るススキ、柴栗などを土産にしました。

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タマゴタケ

タマゴタケの親子
タマゴタケの親子

9月8日:秋はキノコのハイシーズンです。涼しくなってきたので近郊の山歩きを再開します。山道で彼や彼女たちに出会う機会も多くなるので、逐次紹介してまいります。そのトップはタマゴタケ。カサの鮮やかな赤色は見るからに毒々しいいのですが、実は美味しいキノコ。過去にも2度ほど採取したものの、自信がなく捨ててしまいました。今回、「鍋は別にしてよ。」という女房に負けず、一人味噌汁にして食べました。歯ごたえ良し、味淡泊というのがファーストインプレッション。今朝、こうして無事にブログを書いていますので、安全の証明になりました。次は揚げ物かポタージュでと思っています。(テングタケ系のキノコは毒のあるものが多いので要注意。☠ベニテングタケのカサには白いイボがある。)

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ツチノコ探し

沢を登る
沢を登る

9月7日:1昨年にツチノコを見たというTさんの案内で県内某所に出かけてきました。以前2億円の懸賞金を出した町もありましたので、捕獲したらそのくらいはなるでとか分け前は人数割りだとか景気のいい話で盛り上がっていましたが、腰に差した網もむなしく蛇も蟇も見ることなく帰ってきました。収穫は足にくらいついた蛭と途中で見つけたタマゴタケのみ、でも面白かった。死ぬまでに一度は会いたいツチノコとマッタケ、また行くぞ!!

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倉谷山(1103.4m)

倉谷 2の滝
倉谷 2の滝

8月30日:倉谷山は段ヶ峰とも言われますが、この山に登って一番面白いのは栃原の村から稜線までせり上がる倉谷でしょう。この谷を案内してきました。谷の左右には踏み跡もあり、足を濡らすこともなく登られるものの、夏はやはり沢身を行くのが楽しいですね。安全のため一と二の滝でザイルを使いましたが、みなさんほとんど必要ないかのようでした。稜線は丈の低い笹と灌木で見晴らしもよく、頂上には涼しい風が吹いていました。問題は下山に用いた旗ヶ谷の道で、何年か前にここで行方不明者が出たというのも無理もないような荒廃ぶりでした。良いも悪いも含めて、山を楽しんでいただけたでしょうか。ちょっと心配。

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鞆の浦:仙酔島

仙酔島最高峰の大弥山より鞆を望む
仙酔島最高峰の大弥山より鞆を望む

8月23~24日:広島の息子一家と次女、私たち夫婦で鞆の沖にある仙酔島にキャンプへ行ってきました。いつもなら誰も来ないような無人の浜を選ぶのですが、孫が小さいので冷蔵庫、冷風機のある管理されたキャンプ場にしました。海水浴のあとファルトボートを組み立て息子とキス釣りに。釣果はキス9匹にハゼ1匹。早速テンプラにして食べ、そのまま宴会となりました。いいかげん酔っぱらったところで海ホタルを見に夜の浜へ。うろ覚えの方法で海ホタルをつかまえ水際に撒いてその神秘的な光に感激、この齢になっても知らないことはいっぱいあるものですね。

 

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宮之浦岳(1953.3m)

巨岩、名は知らない
巨岩、名は知らない

8月4~5日:やっとフェリーに乗れました。宮之浦港に着くとすでに出発した紀元杉行きのバスを追い、これを追い越しヤクスギランドで乗車、淀川登山口から入ることができた運の良さ。この日は淀川小屋まで入って一泊しました。翌日、夜の明けない内に出発しますと、花之江河辺りから闇も霧も晴れて初めての青空になりました。九州の最高峰、宮之浦岳は濃い緑と点在する巨岩、奇岩、そして周囲をとりまく海や浮かぶ島々を余すところなく見せてくれました。荒川へと下山すると縄文杉からは人の波で渋滞まで起きる始末。こう人が多くては屋久島の深い森もその神秘性もどこかへ行ってしまい、長いトロッコ道を黙々と歩くのでした。

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韓国岳(1700m)

山頂へ
山頂へ

8月3日:昨日は屋久島への船が出ず、今日は満杯で乗れず、天気も悪いので手近な霧島山(韓国岳)へ行くことにしました。登山口のえびの高原は濃い霧の中。九州と私たちは天候の相性がよくないようで、前回来て登ったいくつかの山も雨と霧。「九州の山は白い」というのが合言葉のようになりました。韓国岳山頂に着き、火口壁側の岩陰に風を避けて座ると寒くもなく、足下に落ち込んでいるだろう断崖を想いながらしばらく山頂の憩いを味わうことができました。大浪池へと急な木の階段を下って避難小屋からえびの高原に戻ると、激しい雨となりました。その雨脚を眺めながら温泉の湯にひたるのも趣のある心地がして愉快でした。

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開聞岳(924m)

雨の山頂
雨の山頂

8月1日:大分から鹿児島に向かう途中で宮之浦川下降中止の連絡がありました。台風12、11号が続けてやってくるためで無理もないことです。前後してフェリー屋久島2の欠航の連絡も。仕方なく観光に切り替えて特攻基地のあった知覧を見学しました。特攻が生まれ、繰り返されていく経緯を知れば、否応もなくその場へと追いやられて行った若者たちの慟哭が聞こえてくるようです。翌日、彼らが最後に別れを告げたという開聞岳を登りました。台風の迫る中、雨と風の頂上に立ちましたが、開聞岳は最後までその全容を見せてはくれませんでした。

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幌尻岳(2052.8m)

北沢カールにて
北沢カールにて

7月21~22日:稚咲内で別れたM氏と連絡が取れて、幌尻岳に登ることにしました。この山に入るには山荘とバスの予約が必要ですが、飛びこみで行けたのは小屋の収容に余裕があったからでしょうか、とにかくラッキーでした。第一ゲートから7.5㌔㍍の林道を歩いたのち、額平川沿いに徒渉を交えて幌尻山荘まで行き宿泊。翌朝は北沢をたどってカールへと出ました。古いガイドブックには登山コース(一般向けではない)として紹介もされていますが今は踏み跡すらなく、人の臭いのしないカール底は別世界のようで、久々にあの、わかる人にだけわかる空気を満喫できたのでした。

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トムラウシ山(2141.2m)クワウンナイ川から

滝の瀬十三丁を行く
滝の瀬十三丁を行く

7月19~20日:山はどこからどのように登るかということが重要です。沢は山頂にいたる原初の道と言ってもよく、北海道の道なき山にはそのようなルートが多く残されています。そんな雰囲気を味わいたくてトムラウシへはクワンナイ川から入りました。長い河原歩きの後に始まる魚止め滝からの1㌔㍍は滝の瀬十三丁と名付けられたナメが切れ間なく続きます。源頭の日本庭園は色とりどりのお花で埋められていますが訪れる人も稀です。山頂を往復し、化雲岳を経由して天人峡へと下りました。下山して温泉の湯につかると四肢がほぐれていくのにつれて、心の中に満ちてくるものを感じるのでした。

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礼文島1周シーカヤック

澄海岬から
澄海岬から

7月17日:礼文島は船泊に上げて終わる予定でしたが、今はそこからフェリーは出ていないとのこと。図らずも香深の港まで漕がなければならなくなってしまいました。私の失敗で結果として礼文島1周になってしまったわけです。礼文島の西海岸は、荒々しい岩壁で構成されていてこの風景を海から見られるのはカヤックの特権と言ってもいいでしょう。あいにく霧が島の上部をおおっていましたが、それも神秘的で悪くありません。澄海やスコトンの岬から眺めた寒々とかすむ景色や首筋を洗っていく冷たい風、金田ノ岬のゴマアザラシの群れとの出会いは、北の海を漕いだ証のように思います。最後に東海岸を南下して香深の港にカヤックを上げると北海道を旅行中の知人のNさんご夫妻が迎えてくれ、私たちの利尻・礼文の旅は終わりました。

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礼文水道横断シーカヤック

礼文水道のうねりの中で
礼文水道のうねりの中で

7月16日:朝起きるとまだ8m/sほどの西風が吹いていました。風は次第に収まる方向にあったので、ゆるゆると支度をして午前6時頃から漕ぎだしました。磯波が立っていたので、最初それに向かって直角に進み、風浪が一定になるあたりから北西に進路を転じました。わずか10㌔㍍ほど先の礼文の島影はかすんで見えなかったのですが、その輪郭がはっきりとしてくるとパドリングも力強くなります。約2時間半で礼文島南端の知床の村はずれに着けましたが、この日はビールを求めて宇遠内まで漕ぎ進むことになりました。

 

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利尻島一周ポタリング

富士野園地
富士野園地

7月15日:昨日からから風が強く、海は兎が跳びまくり。こんな日は海に出たくはありません。というわけで休養を兼ねて島見物のポタリングにしました。ホテル利尻で1日1500円のマウンテンバイクを借りて時計回りで出発。1周60㌔㍍という距離はポタリングというよりサイクリングと言った方がいいのかもしれません。昨日自転車で1周してきたM氏は、お尻が痛くて2度と乗るかという状態でしたが、整備された自転車専用道もあり、空も晴れて景色もよく気分爽快な一日になりました。あとは海が凪いでくれるのを待つばかり。

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利尻山(1721m)

利尻山山頂
利尻山山頂

7月14日:利尻山は雲の中でしたが、正午ごろからは晴れるとの予報を信じて沓形から登りました。途中で一瞬、麓の町や海が見えたものの、それ以後はずっとガスの中。予報は悪く外れて三眺山辺りからはすっかり雨になってしまいました。「親不知子不知」やガレ場のトラバースなど問題なくこなして、鴛泊コースに出ました。ザレた登山道をわずかに登って着いた山頂は風雨で寒く長居はできませんでした。もちろん景色なんぞはという状態で、利尻山の印象が「白い」の一言になってしまったのが残念。鴛泊へと下りましたが、このコースも長く、次に来るならスキーの使えるときにしようと思った次第です。

 

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利尻水道横断シーカヤック

利尻島目指して
利尻島目指して

7月13日:12日に奈良・大阪・熊本の4人と合流し、今回の旅のメインである利尻・礼文の旅は利尻水道をシーカヤックで渡ることから始まります。水道の幅は約20㌔㍍、北東に流れる1~1.5ノットの潮流がありますが怖いのは風と波です。予報では波高1㍍、南西風4m/s 以下の好条件、行かない手はありません。眼前に利尻山の鋭鋒が見えているのも心強く、稚咲内から早朝の凪の中を漕ぎだしました。5時間弱かかって利尻島沼浦につけ、M氏とY氏の再会の後さらに沓形まで進んでキャンプ。利尻・礼文の旅は好調な滑り出しとなりました。

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十勝岳(2077m)

十勝岳山頂を後に
十勝岳山頂を後に

7月11日:白金温泉を経て望岳台へ。数台の車が停まっていて、すでに出発した人もいる様子。マイクロバスに乗ってガイドツアーの客も続々とやってきます。その列に組み込まれないように早々に山頂を目指しました。この山は1988年に小噴火を繰り返し入山禁止になるような活火山で、今も噴煙を上げています。草木も少なく、行ったことはありませんがまるで月面のような荒涼とした風景の中を歩きます。山頂から美瑛岳(2052.2m)へと回って出会ったチングルマのお花畑と下山後の白銀荘の湯が慰めとなりました。

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余市観光

ニッカウィスキー工場前
ニッカウィスキー工場前

7月10日:移動日はゆっくりと観光をします。余市はニッカウィスキーの発祥の地。創業者の竹鶴政孝は次回のNHKの朝ドラ「まっさん」の主人公です。その出身地が広島の忠海と聞いて驚きました。昨年、大久野島をカヤックで訪ねたとき艇を出したのが忠海の港だったからです。平清盛からの歴史の縦糸、それに北海道までの地理の横糸、これを紡ぎ合わせる無数の人々の営みを思うと旅は面白い。まっさんの足跡はスコットランドにまで及び、余市出身の毛利衛さんのそれは宇宙にまで。人間の夢の果てを私はまだ知りません。

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積丹半島シーカヤック

神威岬の下を漕ぐ
神威岬の下を漕ぐ

7月9日:今年のテントレック5番目の「北海道の海と山の旅」は新日本海フェリーの楽しい船旅で小樽に行き、積丹半島周遊のシーカヤックから始まりです。美国町小泊の海水浴場から漕ぎだし、積丹岬、神威岬を経て珊内までの予定でしたが、最後に強い向かい風と風浪にはばまれて珊内直前の窓岩までとなりました。そびえたつ岩壁に岩塔、それを彩る緑と花々。ときおり差しこんでくる太陽の光に映える積丹ブルーの海の色はここだけのものでしょう。(フォトレポートに順次アップしていきます。)

 

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二重の虹

裏庭より
裏庭より

7月4日:6時に虹かと3児の親父が食事の匙を投げだして、見たのが横の写真です。虹は裏の原っぱの向こうからきれいな半円を描いて南の民家の上まで空をまたいでいました。その外側にもうっすらと、これも見事なアーチを描く虹がありました。広角レンズでなければとても全容は写せません。梅雨の空がくれた一瞬のプレゼントでした。

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琵琶湖ポタリング

乙女ヶ池
乙女ヶ池

6月28~29日:琵琶湖岸のポタリング、同行は新婚時代からおつきあいのHご夫妻。初日スタートの彦根で「ほっこり屋」の親子丼で腹ごしらえして近江八幡まで走りました。夜はNさんのリゾートマンション「夕山荘」で近江牛のすき焼き宴会でした。飲み過ぎた翌日、遅い出発で西岸を今津まで。琵琶湖周航の歌記念館で、たまたま来ていたアルプス男性合唱団のコーラスを聞かせていただいてフィナーレにしました。あっちこっちに寄り道三昧のポタリングは、「琵琶一」めざして遮二無二漕ぐのとは違う趣きがあり、旅のひとつのスタイルとして楽しんでいきたいと思っています。

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垂水ポタリング

舞子の海岸
舞子の海岸

6月14日:女房の友人がブロンプトンを買いました。今日はそのデビュー・ポタリングで、お気に入りの明石から垂水の海岸線を走りました。このコースはアップダウンはなく車との接点も少ないので安心して漕げます。それに明石大橋や淡路島等々風景がよくて、お店も多いので寄り道のし放題。陽ざしは夏のようでしたが風が爽やかで暑くはありませんでした。昔からの交わりにポタリングという楽しみが、ひとつ加われば「不亦楽乎」。そういう予感がしました。

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江田島・呉ポタリング

6月13日:広島の帰りに江田島と呉のポタリングへ。天応からフェリーで渡り、切串、小用と走ってそこから再びフェリーで呉・天応へ戻る約20Kmの行程。江田島は旧海軍士官学校があり、今も海上自衛隊の施設が活きています。呉は戦艦大和を生んだ軍港で「大和ミュージアム」にはその10分の1模型が展示されています。隣にある潜水艦「あきしま」は内部まで見学できます。瀬戸内沿いにペダルを踏みながら、戦時中の若い兵士たちはこの海をどう眺めたのだろうかと思うと、そういう時代の再び来ないことを祈らずにはいられませんでした。

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福山ポタリング

福山城
福山城

6月12日:息子が広島に転勤になったので様子を見に行くことにしました。新幹線で九州方面に向かうとき福山駅の北側に見えるお城が気になって仕方なかったので立ち寄って見物。初代の城主は福島正則でしたが外様で豊臣のシンパと見られていたためか10分の1の石高に落とされて青森に転封されています。その後、水野氏、阿部氏と代わり阿部11代の正弘はペリー来航のときの老中でしたが39歳の若さで亡くなっています。その後、鞆の浦へまわり、潮待港の古い町並み風情を楽しみました。

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たまねぎ

収穫
収穫

6月9日:たまねぎの葉(茎?)が黄色くなって倒れると収穫の時期だ、と隣家の人に教えていただき、取り込みました。猫の額ほどの畑スペースですが、数えてみると大小あわせて90個ありました。ひげ根と葉をはさみで切ってから一日乾かしてメッシュの袋に入れて終了。2~3個はさっそくサラダにして食べました。少し辛みがあるもののみずみずしくて、たまねぎは初夏の味なのですね。

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カヌーワールド08

カヌーワールド08
カヌーワールド08

6月1日:家に帰るとカヌーワールドの08号が届いていました。この号は私の書いた記事が2つ(特集24~27頁、コラム85頁)も載っているので大急ぎで開いて読みました。私の稚拙な文や写真等もプロの手で編集されるとこうも見栄えがするものかとあらためて感心したのですが、顔写真まであり照れくささも二倍となりました。特集では知床、隠岐、西表と私の心に残った3つの海旅とエリアを紹介しています。限られた文字数ですのではしょってしまいましたが、いっしょに旅してくださったみなさん、ありがとうございました。(号数まちがえていましたので訂正。ごめんなさい)

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ガイドヘルパー

ホルトホール大分
ホルトホール大分

5月29~31日:ずいぶん前に目の不自由な人の登山ガイドをしたのが縁で、気がつくとガイドヘルパーのNPO法人の理事になっていました。何もしないでいいからというお誘いだったので、何もしないでいたのですが、それではいかにも申し訳ないと思い、ガイドヘルパーの研修を何回か受けると資格をくださいました。そんな経緯で全国盲人福祉大会に出席する人の同行支援をすることになり、大分まで行ってきました。ボランティア精神の乏しい私なのですが、神様のはからいは深くして妙です。

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すずこ採り

収穫
収穫

5月27日:雨予報がはずれて爽やかな初夏の朝、根曲り竹の薮にもぐりこんで「すずこ」を採りました。5人で小一時間でご覧のとおり収穫。帰りに「みず(ウワバミ草)」に黒田庄の和牛も加えて自宅へ帰り、昼過ぎから山菜とすき焼きで宴会。新鮮なすずこは、生、焼、茹、天ぷら、すき焼きの具とバリエーション豊かに味わいましたが、私は茹でてマヨネーズが一番のように思います。それにしても昼間の酒はよくまわります。あの家はいったい何をやってんだ?というご近所の評判が立たないように・・・・恐々。

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大坂山(450m)

大坂山頂上
大坂山頂上

5月23日:西脇の南東、三草山からは御所谷を挟んだ対岸にあたる大坂山に登ってきました。やしろ台の別荘地を池沿いに抜け、池の北端からほぼ真北に向かって延びる数曽寺谷の山道はなだらかで、伏流となった川床にからみながら続いています。峠から北東に尾根をたどり、見晴らしのよい露岩上で昼食をとりました。雲の間から陽の光がさし、そこを風が渡ると、萌え出でたばかりの若葉がにぎやかに騒ぎ立ちます。はしゃぎまわる子供のような、そのきらめきに触れて私もいくぶん若返ったような気分になれるのでした。

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小野アルプス

紅山の岩尾根
紅山の岩尾根

5月17日:兄のグループ8人と小野アルプスを歩いてきました。鴨池の駐車場に車を置き、紅山の岩尾根を登って北尾根を下りて惣山へ。そこで昼食をとってから残りの山道を「ゆぴか」まで。パンフレットにある距離は少し長すぎると思いますがアップダウンがあり、それ相応に時間はかかります。新緑が目にやさしく、それを揺らす風がさわやかな初夏の山歩きでした。

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白馬岳(2932.2m)

主稜を行く
主稜を行く

5月13~14日:今年のテントレック3番目は白馬岳主稜。3年越しの課題でした。S木店長、M嬢、M君の4人で、好天の下このクラシカルで美しい雪稜ルートを登ることができました。ゴールデンウィークには人の列だったのでしょうが、今日は我々のみ。この雄大な風景をだれを気にすることもなく楽しみ、登った後はスキーで大雪渓を滑りました。登攀とスキーの組合せは力のいることですが、それをなしとげる充実感は大きなものがあります。(フォトレポートに詳報。景色をお楽しみください。)

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谷川岳(トマノ耳:1963m)

西黒沢を滑る
西黒沢を滑る

5月4日:関越自動車道をもどり、水上の道の駅で車中泊。朝一番の谷川岳ロープウェイに乗って天神平スキー場へ着きました。右端のリフトは9時まで動かないとのことなので、そこから天神尾根を登りました。さすがに東京に近い山です。後からあとから人が湧いてきて列ができ、人の途切れることがありません。11時に頂上を踏んだ後、頂上直下の雪田を滑りました。観客が大勢いて、ちょっといい気分でした。避難小屋の下から西黒沢へと滑りこみデブリとブロックの散乱する沢筋を雪の切れるまで滑ってからロープウェイ下に向けて薮をこぎ、最後に雪シロで増水した沢を靴とズボンを脱いで徒渉。沢の中でクロックスのサンダルを拾いました。サンダルで始まり、サンダルで終わる10日間の東北の旅でした。

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鳥海山(2329.2m)

千蛇谷を行く
千蛇谷を行く

5月3日:八甲田山へ行っていたグループと合流し、総勢7人で鉾立から鳥海ブルーラインを1.5kmほど南下した所から入山。吹浦口コースを行き扇子森を経て千蛇谷、新山へというコースどりでした。千蛇谷へ下る急斜面や途中から吹き出した強風にも負けず11時過ぎに新山頂上へ。下りの滑降は実に爽快でしたが、外輪山への登り返しは急斜面のトラバース。稜線にもどった途端にガスがまきだし、視界10㍍ほどのホワイトアウトの中、トレースとGPSをたよりに短く刻みながら滑降して無事下山となりました。私はこんな応接をしてくれる山がけっこう好きなんです。Heil Chokai!!

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秋田駒ヶ岳(男女岳:1637m)

男女岳への登り
男女岳への登り

5月1日:前日は雨でしたのでもっぱら観光。角館の桜が見事でした。この日も早朝は雨で午後から雷雨という天気でしたが、その間をぬって「アルパこまくさ」から秋田駒の最高峰男女岳に登り、滑りました。8合目まで雪上車で運んでくれるパノラマツアーは終了し、車道も14日開通予定で除雪中。お手軽でないせいか人ひとり会いません。車道を忠実にたどらず外輪山へ直接登る急斜面をつめ、薮をうまくかわして登ったのは私のルートファインディングの腕と運。おかげで雷鳴を聞くのは乳頭温泉の湯の中となりました。

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湯殿山(1504m)

姥ヶ岳を滑る
姥ヶ岳を滑る

4月29日:前回、月山を登った時に湯殿山の白く美しい雪尾根が目に入り、次に来るときはこれ!と決めておりました。月山スキー場のリフトを降りると標高はもう1500㍍。ここから姥ヶ岳(1669.7m)に登り、金姥との間のコルからスキーをはいたまま薮を越えて大斜面を滑りました。湯殿山までにある小さなコブは所々切れていましたが、スキーを脱ぐこともなく越えて湯殿山頂へ。待望の雪尾根は期待通りの爽快さで、テレマークの下手な女房もそれなりの快走(怪走?)でした。

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西吾妻山(2035m)

西大巓を背に
西大巓を背に

4月28日:グランデコスキー場でゴンドラの始発を待って出発。第4クワッドは動いていないのでゲレンデを登り、オオシラビソの樹林帯へと入ります。早朝に出た人のツボ足の跡を追い、やがてニセピークへ。西大巓の頂はさらにその先で東側に広い真っ白い斜面が落ちています。西吾妻山ははるか向こうに見えますが、一度下ってからゆるやかな斜面を登るのに1時間もかかりませんでした。その頂は平坦で黄色の山頂標識が雪の上に顔を出していなかったらきっと見つけることはできなかったでしょう。思いのほかボリュウムを感じさせる山でした。

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那須岳(茶臼岳:1915m)

ロープウェイを後に
ロープウェイを後に

4月27日:今年の東北スキーの旅は女房と2人になりました。その最初は那須岳で雪を期待していたものの見事にはずれ。谷には雪渓状に残雪がありましたが、登山路はご覧のとおりで運動靴を持っていなかった私たちはサンダルで登ることに。ザックには用心のためテレマークの靴を入れておいたので、足元の軽さと背の重さのアンバランスを登山指導員に見とがめられる始末。ロープウェイを使っての頂上往復はわずか3時間、サンダルで登れ那須岳!なんて言ったら真面目な登山家に叱られそう。

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大山(振子沢)

振子沢の上部
振子沢の上部

4月23日:悪酔いで起き上がれないまま堂ちゃん夫妻の運転する車で運んでもらいました。それでも翌朝にはすきっとして鳥越峠を越えて振子沢にいました。天狗ヶ峰下の稜線まで登り、私は3度目の振子沢滑降。ここは広く開けたとても気持ちのよい大斜面で大好きな場所ですが、今日は表面に黒い砂礫が乗っていて妙なブレーキがかかりました。沢身に下りると傾斜も落ちて快調に飛ばせます。登り2時間、下り15分というのがここの相場のようです。沢筋の雪には割れが入ってきており、このコースを無難に通過できるのも次の雨までくらいでしょうか。

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安土山(198m)

天守閣跡
天守閣跡

4月19日:この日はシーカヤックで近江八幡の西湖から漕ぎ出して沖島へ渡り、琵琶湖を横断する計画でしたが、風が強く中止となりました。今日の目的地であったNさんのリゾートマンションへは車で直行。温泉に入り、コーヒーなどよばれながらみんなで夏の計画を練りました。マンションからの琵琶湖は強風など嘘のようにおだやかに見えたので、納得のいかない私は帰路にわざわざ近江八幡までもどり安土城跡へ登ってみました。強い風に吹かれ、遠い琵琶湖の湖面を見ながら、信長もここにいて同じ風景を眺めたのかと思うと計画中止の無念も晴れた思いがしました。

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唐荷島

島がつながる
島がつながる

4月17日:恒例になった唐荷島での潮干狩り。兄夫婦と行きました。シーカヤック初めての義姉を海嫌いにさせてはいけないと思っていましたが、播磨灘はベタ凪・薄曇りの好条件で私たちを歓迎してくれたようです。昼過ぎに沖の唐荷島に着いてコテッチャンや餃子を肴にビールを飲みながら潮の干上がるのを待ちます。中の唐荷島との間の中州がつながり始めると戦闘開始。家島や室津から船で渡ってくる人たちも大勢いて負けられません。最干潮の午後5時頃には、百均で買った小バケツをアサリでいっぱいにするというノルマを果たし、沈む夕日を見ながら帰路につきました。

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高山(298.3m)

高山へとつづく薮尾根
高山へとつづく薮尾根

4月9日:昨日のyo4o3さんのコメントに刺激されて高山へ行ってきました。この峰の西端にある白山神社から登りましたが、ここには車をおくこともできず、登り口さえ見つけにくい所でした。車は500㍍ほど南にある老人ホーム前に置き、昨日修理したブロンプトンを腹切り地蔵脇にデポしておいてスタートです。コースはわずかな踏み跡はあるものの薮また薮で、恋人なら必ず別れる。夫婦なら喧嘩になるとだけ言っておきましょう。わずかな距離に5時間かかりました。それでも行くという人は、剪定ばさみか鎌を用意して後進のためになってください。

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明石海岸ポタリング

淡路島を見ながら
淡路島を見ながら

4月7日:播磨町から明石海岸のポタリングに出かけてきました。明石の魚ノ棚で魚でも買い、早めに帰って美味い酒で・・・・ぐふふ。というつもりでしたが、負荷がかからない自転車漕ぎは、痛む膝の筋力強化にいい、と言う女房に引きづられて垂水の三井アウトレットまで行ってしまいました。とはいうものの、ひたすら走ることもなく、江井ヶ島、林崎、明石などの漁港の風情を味わい、大蔵海岸や明石大橋などの人工物の造形の見事さに何度も足を止めながら、のたりのたりのポタでした。

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桶居山(247.6m)

山神社の岩場の上で
山神社の岩場の上で

4月4日:ワラビを探しに桶居山の南山麓に出かけてみました。山腹には2~3人影が。あんなところに道はありませんから、きっと同じ目的の人にちがいありません。そうするとワラビは「ある」そう思って登りましたが、先を越された悲しさ。落穂拾いのように目こぼしをいただいて帰りました。でも、桜は満開で躑躅(書けません、読めませんがツツジ)も花盛り。春の陽ざしを浴びて、この山塊のもっとも華やぐときに出会えました。

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銚子ヶ峰~薙刀山

願教寺山を後に
願教寺山を後に

4月2~3日:M君からお誘いがあり、石徹白川をとりまく山々をスキーでぐるりと回ってきました。除雪された林道を歩き、石徹白の大杉を経て神鳩避難小屋まで5時間ほど。正午を過ぎでしたが、きれいな小屋でビールを飲んだら爆睡。翌日は午後から崩れるとの天気予報でしたので未明に出発。母御石辺りはずたずたに切れて底雪崩寸前の状態でした。銚子ヶ峰からは滑降中心になります。春らしいザラメ雪の斜面を滑ったり歩いたり、地形図を見ながら自由にコース取りをして行けるのはこの時期ならではの楽しみです。スキーの機動力を発揮して昼前には石徹白へ帰着。会心の山旅でした。

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灘五郷ポタリング

菊正宗
菊正宗

3月28日:陸運局で廃車の手続きをするついでに灘五郷のポタリングをしてきました。ポタリングのついでに陸運局だったかも?ま、どっちでもいいんですが桜が咲いていました。ということで「桜正宗」でランチ。「菊正宗」で甘酒を買い、「酒心館」を見物してから、お気に入りの海沿いのプロムナードを三宮へと戻りました。そこから地下鉄で西神ニュータウンまで。そごうで時計のベルト修理をすませ、再度自転車に乗り自宅へと帰りました。趣味と用事を同時に行う実益の一日になりました。

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桶居山から大藤山

大藤山の石仏前にて
大藤山の石仏前にて

3月27日:高御位山系から高山、大藤山、城山、小野アルプスとつないで歩く播磨アルプス全縦はunsuiさんの提唱。その前半分のトレースにおつきあいさせていただきました。スタートは佐土の白髭神社でその裏の岩まじりの尾根を登って縦走路へ。桶居山を越えてから私たち夫婦はショートカットしましたが、unnsuiさん達は高御位山まで足を伸ばし北尾根を「腹切り地蔵」に下りて合流。昼食後は大藤山まで縦走し、玉の緒地蔵へと下りました。メジャーになるかどうか知りませんが、今は静かで楽しめるコースです。

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氷ノ山(1509.6m)

大倉谷
大倉谷

3月22日:白山行をあきらめて氷ノ山へ行ってきました。わかさ氷ノ山スキー場のリフト終点から三ノ丸へ。ワサビ谷にはすでに何人かボーダーが入っているようでした。少し進んだ1448㍍の標高点のピーク手前が大倉谷への下り口です。最初は急でクラストした上に薄く雪が乗っている状態なので慎重に行きましたが、少し開けた所からはやや重い雪ながらも快走。昨日の降雪のおかげで、多分今シーズン最後になるだろう、パウダーを楽しむことができました。

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栂池(テレマクリ)

開店準備中
開店準備中

3月8~9日:全国のテレマーカーが集まる「テレマクリ」というイベントが毎年この時期に開かれています。そこにブースを出す「アイゼくん」の手伝いをしてきました。テレマーク用のスキーアイゼンとしてこれに優るものは今のところないでしょう。また、手袋をつけたままでワンタッチで着脱できるスキーリーシュも今シーズン売り切れという人気です。今年は好天に恵まれ、参加者も多くて盛況でした。何人かのライダーの滑りを見ましたが、みんな上手い。用具、技術の進歩は、ここ数年で飛躍しているのでしょう。

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西栂コース

雪の自然園を行く
雪の自然園を行く

3月7日:3度目ですが、今回が一番条件がよく無事に岩岳スキー場へと滑りこみました。西栂コースはルートファインディングが難しいとか、ブッシュが多いとか言われますがそれほどでもありません。1688㍍の標高点の尾根から朴ノ木平の手前までは、滑降一本で新雪のツリーランが楽しめたし、わずかな登りはあるもののトップでシールをはずしたら、再着用ということもありませんでした。シャトルバスで栂池にもどることもできるので、地図が読める歩き系の人にもっと使われてもいいと思います。

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伯耆大山(1719m)

弥山尾根を目指して元谷を登る
弥山尾根を目指して元谷を登る

3月4日:5月の白馬岳主稜のトレーニングを兼ねてS木店長とMさんの3人で大山の弥山尾根を登りました。白馬は登頂後に雪倉を滑る予定で、今回、スキーをかついでの登攀です。30㍍のザイルしか持っていかなかったのでピッチが短すぎてロスが大きく、思いのほか時間がかかってしまいました。下山は草鳴社谷を滑る予定でしたが一本南の牡丹沢に入ってしまい、カリカリのアイスバーンに手こずって、滑るというよりただひたすら下りるという有様。いいトレーニングにはなったのですが、冷や汗ものでした。ちょっと反省、でも面白かった。

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おじろ

キッズコーナー
キッズコーナー

3月1日:3月入りの週末、おじろスキー場へ行きました。前回のファミリースキーに参加できなかった長男一家と落ちあい、孫の雪デビューをお手伝い。長男はすっかりオヤジらしくなっており、子だけが大きくなるのではなく、親も子によって成長させられるものと思う次第。ジジむさくなってきた私は成長を止め、むしろ子供返りをしながら孫を乗せたソリを嬉々として引っぱるのでありました。

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城山(217.3m)から小野アルプス

権現池を下に見て
権現池を下に見て

2月26日:「官兵衛ブームのせいか志方の城山に新しい道ができている。」と雲水さんに聞いて一緒させてもらいました。城山台の所から入り、城跡の山頂へ。そこから東の尾根をたどって権現池の畔へと下りました。さらに足を伸ばし、福甸峠から小野アルプスへ分け入って白雲谷温泉「ゆぴか」までという長丁場。雲水さんはこれに高御位山、大藤山をつなぐコースを考えているようですが、私は今日で十分とみっちゃんとうなずき合うのでした。なお、小野アルプスの薮濃かった山道は、整備されてみちがえるようになっていましたし、城山の道もまずまずで健脚の方にはお勧めです。

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高御位山(299.8m)

頂上の岩場を登る
頂上の岩場を登る

2月23日:食べ過ぎ、飲み過ぎた翌朝、空は青く風もなし。こんな日にじっとしてはいられません。用事で帰るMさん達を見送った後、残った4人で高御位山へ行きました。20代の頃、仕事を終えてからこの山を駆け上り、頂上の岩場のスラブをノーザイルで2~3本登って帰るというトレーニングをしていました。その懐かしい岩場を久しぶりに登ってみたものの、力は確実に落ちていました。これを確認するのはつらいのですが、でもやっぱり岩登りは面白い。つづけて鹿島さんまで歩くと、心なしか身も軽くなっていました。

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猪鍋

即席のテーブルで
即席のテーブルで

2月22日:昨年、知床をシーカヤックで回ったメンバーの再会です。Mさんが畑に仕掛けた罠にかかった猪を持ってきてくださいました。庭にしつらえたテーブルを囲み、鍋と焼肉です。猪肉は臭みがあるので味噌で炊く牡丹鍋が一番と思われていますが、血抜きがしっかりできていて新鮮なものは、そのまま焼いても美味いものです。タンにマメ、レバーといかがわしそうなところに舌鼓。猪鍋には骨付肉を入れ、春を告げる野菜「八尾の若ゴボウ」を炊きこむとでき上がり。みっちゃん持参の太陽酒造「たれくち」を一本空けた翌朝、鶯の初音を聞きました。春はそこまで来ているようです。

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氷ノ山(1509.6m)・仙谷

甑岩下のトラバース
甑岩下のトラバース

2月19日:S木店長のお誘いで氷ノ山へ。今シーズン氷ノ山へは6回目というワク隊長がリーダーで「ぷいぷい」で有名なNさんとその友人のAさんはボーダー。先頭でラッセルをしてくれたのは、ほぼ30年ぶりに会うM君という珍しいメンバーでした。天気は曇で風はやや強かったものの気温が低かったので雪のコンディションは良く、頂上避難小屋で休憩のあと仙谷へ滑りこみました。2人のボーダーは飛ぶし、叫ぶし、スキー組もスプレーを上げながら相好をくずしっぱなし。足よし、雪よし、コースよしで、ちょっとハイな一日でした。

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浅間山(2568m)

大斜面を滑る
大斜面を滑る

2月12日:浅間山は活火山で火口4㌔㍍以内は立入禁止。例外的に浅間山荘か車坂峠から前掛山へ登るコースのみ自己責任のもと入山が認められています。峰の茶屋から東側の山頂に至るルートが立入禁止とは行ってから知りました。東面からは標高差1100㍍を越え、大斜面を擁しているので確かにスキー向きですが、今回はシュカブラとモナカとアイスバーンのミックスの難しい状態でした。登っておいて言うのも何ですが、地肌を歩くことも多く、頂上直下の凹地など火山性ガスの危険もあるのでお勧めできません。ただ、その壮大な山肌に触れられたことが喜びでした。(フォトレポート

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四阿山(2354m)

四阿山頂稜にて
四阿山頂稜にて

2月11日:あずまや高原ホテルから菅平牧場を経て四阿山に登りました。厳冬期とは思えない快晴、無風、天空の澄みわたった一日。北アルプスの山並みが北の朝日岳から南の乗鞍岳まで連なるさまを眺めながら登る気分は、爽快以上のものがあります。関東圏の人気の山、訪れる人が多いことも納得できる、なだらかでスキー向きの山でした。下山後に軽井沢まで足を伸ばし、高級別荘地の雰囲気を楽しめたのは余禄と余裕と言えます。

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白根山(草津越え)

2月5日~8日:横手山から渋峠、芳ヶ平を経て草津温泉に下るコースはずいぶん前に一度行きました。その折、帰路に白根山経由のつもりでしたが、強風のため草津スキー場のロープウェイが動かず、同じ道を帰らざるを得ませんでした。同じ予定の今回も何十年ぶりとかいう大雪に足止めをくい、同行のO君はここで帰ってしまう始末。女房と二人で計画どおり行くことにしましたが、草津逗留3日の後、よく晴れた空の下、白根山湯釜のブルーサファイアのような青に出会えたことが、ねばった甲斐というものでしょうか。

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野沢温泉と水尾山

林道を行く
林道を行く

2月4日~6日:今年最初のテントレックは「野沢温泉スキー場、2泊3日、朝夕食事&2日間リフト券付で1万5500円也」のマイカープランで始まりました。4、5日はゲレンデで新雪を滑り、現地で合流した友人達と居酒屋で宴会。私たち以外の客は全員外国人で、ここはどこかいな?って感じでした。6日はゲレンデ端の灯篭木峠から水尾山を越え、七ヶ巻への半日ツアーへ。この古くからのコースは昨年も行ったのですが、あまりに印象がよかったので再訪しました。今回は首尾よく、野沢に帰るバスに間に合い、幸先のよいスタートとなりました。

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ちくさスキー場

2月2日:家族でちくさスキー場へ行きました。発起人の息子夫婦+ちびちゃん(雪デビューの予定だった)は仕事上の都合で来られなくなり、娘夫婦×2+古民家さんご夫婦、そして私たち夫婦の8人。テレマーク、アルペン、ショートスキーとそれぞれ得意の用具で滑った後、ゲレンデトップの杉林に入って食事。朝の雨も上がり雪のテーブルを囲んでの楽しいひと時でした。「こんなにして過ごせる家族は珍しい。」と古民家さんが言ってくれたことを素直に喜んで聞ける一日でした。

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栂池(裏鵯コース)

鵯のコルから
鵯のコルから

1月29日:夜中に降雪があり、山は30㌢ほどの新雪。快晴。絶好のコンディションのもと、今日は、W隊長以下4名の足のそろったメンバーで、昨年末行けなかった裏鵯コースです。ゴンドラを降りて1時間半ほどで鵯のコル。そこから滑りおりました。最初は急なものの、あとは軽い雪をスプレーとそれに負けない歓声を上げながらの滑降です。四ツ又まで下りてシールを着け、若栗の尾根まで登り直し、再度、黒川沢の源頭を滑りこみました。申し分のない一日、そしてメンバーでした。快調の一言、こんな言葉でくくられる日もあるものなんですね。(リクエストにより動画アップ)

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栂池(朴ノ木平)

古い道標
古い道標

1月28日:この日は強風で、栂池の上部ゴンドラも岩岳スキー場のゴンドラも運行中止。西栂コースをどうしても見てみたかった私はWさん一行とハンの木ゲレンデの途中で別れて、独り楠川の南俣を渡りました。地形図を読みながら沢を南に折れて、尾根へと登りました。ここでシールを脱ぎ、軽く昼食をとってから滑ります。日照のあるところは軽いモナカ状、日影は軽い雪で、これがまだらに出てくるので難儀でした。それでも転倒もなく滑り、ゆるい尾根を朴ノ木平へと登りました。ここから東南東にのびる尾根をたどるのですが、尾根に乗るまでは慎重に行き、「信濃路自然歩道」の標識に行きあたってからはどんどんと滑り下りました。楠川沿いの林道を歩いていると、エスケープから登り、エスケープへ下るというなかなか味なルートではないかと思うようになっていました。

 西栂はいまどきの滑るためのコースではなく忘れ去られようとしています。でも静かで落ちついて歩くにはいいですね。「虎印」という聞いたこともないスキーの標識があり、一部木肌が巻き込んでいるのが歳月を感じさせます。この標識に古い友人のような親しみを覚えるのは、私の山とスキーの嗜好も固着して身動きできなくなっているせいかもしれません。。栂池ロープウェイが営業を始めたなら、今度は全コースを通してみようと思っています。

 

ました。。

 

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高山(298.3m)

頂上にて
頂上にて

1月25日:高山は高御位山の北にある山で、標高300㍍足らずの薮山です。冬には草木が葉を落として歩きやすく、また落ち葉を踏みしめる感触がたまらなく好きでよくこんな山に出かけます。北側の飾東町の大釜から入り、大藤山との鞍部から高山へと登り、そこから北の尾根を清住の村に下りました。地形図に記されていなくても道はあるものですね。それをさぐり歩くのももうひとつの楽しみ。この山では、今日も人ひとり出会いませんでした。

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戸倉スキー場

みはらしゲレンデ
みはらしゲレンデ

1月18日:娘夫婦と戸倉へ。近い、安い、初心者向きで考えたらやはりココになりますね。午前券2000円、駐車場500円、3人でしめて6500円はハチ辺りの一人分強。で、滑ってきました。ゲレンデに人は少なく、軽く新雪ものっていい状態でした。帰りは東山温泉で温まり食事。エコノミーな1日コースです。

(雪が多ければ、赤谷山から宮向を経て、ゲレンデへ戻るというコースを目論んでいたのですが、やや雪薄であきらめました。)

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鉢伏山(小鉢:1210m)

朝日を見ながら
朝日を見ながら

1月12日:藤無から鉢伏に転進し、この日はWさんお気に入りのコースとスタイルでのスキーハイクないなりました。スカイバレイスキー場を暗いうちに登り、高坪山(1104㍍)を越えて鉢伏山の東尾根を往復するのです。ずぼらな私はリフトのある所を歩く気にはなれないのですが、これがなかなか爽快なものだとわかりました。そして、午前中の軽い雪のうちに滑るので気分がよいことも。悪雪、薮、沢を踏み越えていくのとは別の勧興をおぼえた、藤無山とは対象的な一日、いや半日でした。

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沼谷(藤無峠)

尾根を帰る
尾根を帰る

1月3日:今月は県内の雪山に出かけようと思っています。その初発は女房殿のお供で沼谷へということになりました。波賀町道谷の集落から若杉峠に向かう途中に南に入るのが沼谷で、林道が三方町へと抜けています。雪で通行止めの、その林道をスキーで歩き藤無峠から西の三久安山の方への尾根に入ってみました。1150㍍のコブまで行って引きかえしましたが、人ひとり出会わない静かな山はやはりいいものです。木立をゆるゆるとかわして滑りながら、私のスキーの原点はこのあたりの薮山を行くことにあるのだ。そう気づかされた一日でした。

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三木山森林公園(初歩き)

三木山森林公園
三木山森林公園

1月1日:元旦にお屠蘇、おせち、雑煮をいただいて2014年のスタートです。年末からやや過食ぎみなので、近場を歩きに行きました。三木山公園への近道を求めて、地図とGPSを手に住宅地をぬけ、車道を横切り、散歩中の人に道を教えてもらった成果か、わが家から徒歩わずか15分で公園に着きました。園内のよく整備された道を落ち葉踏みしめ歩くのは気持ちのよいものです。今年も良いことがあるようにと念じながら行くと足元から、ある、ある、サク、サク、ある、ある、サク、サクと誰かが応えてくれました。

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