ポタリングは自転車での散歩である。
私たちの愛車は折畳みのできるブロンプトン
友人のⅯさんから「ワンクリックやで」とささやかれて買ってしまった。
それ以来、街へ出かけるときの必需品
もちろん旅のお供もしてくれる。
神戸はおしゃれな街だ。
通りを行くと、あか抜けた美人に出会う。
「あんた、前向いて走り」と、女房の声
電車で行ったり、車で行ったり、
お供はいつもブロンプトン
大坂は、庶民的でざっくばらんな街
そのなかでも猥雑でゴミゴミしたディープな大坂が好き。
軌跡はここ数年のもの
もっと走っているけど、地図などいらないだろう。
足の向くまま走るほうがよっぽど面白い。
姫路はやはりお城だろう。
これを自転車でぐるりと回ると、絵葉書ではない顔が見えてくる。
この城が空襲で焼けなかったのは、奇跡と思う。
六甲山ダウンヒル
六甲山ケーブルで上がって、森林公園や諏訪山へ寄ったりしながらのダウンヒル。最後は三宮や元町、ハーバーランドで美味しいものを食べて帰るのが良い。
伊丹空港
昆陽池と伊丹空港を巡った。
飛行機の離着陸は見ていて飽きない。
北条線
加西の北条線の線路上には草が生えている。でも走っている。駅に特徴をもたせながら、廃線にならないよう頑張っている。少しでもエールを送ろうと、この線に乗ってのポタリング。輪行にはもってこいのローカル鉄道である。
鍛冶屋線跡
中町鍛冶屋から西脇市野村までの鍛冶屋線までの13.2㎞は、平成2年に廃線となり、現在は自転車道として整備されている。駅舎や車両が残されていて歩く人も多いようだ。
赤穂鉄道跡
大正10年から昭和26年までの間、有年から赤穂まで鉄道があったことを知る人は少なかろう。この廃線跡を走った。
女房の初自転車はクリーンスピードだった。
銀の馬車道
銀の馬車道は生野銀山から姫路港までの53㎞。昔、馬車に銀を乗せて積出港の姫路まで運んだことに由来する。風薫る5月、生野から走ったが、港までは行きつけず、姫路の市街で、ビールのある店へと迷い込んでしまった。
和気閑谷学校
この学校は武士の教育のための藩校ではない。岡山藩主池田光政が庶民のための学校として発意し、津田永忠に命じて建てさせた1670年から30年年余、藩主没後も工事はつづけられ完成をみたものである。光政の志は現地で解る。
備前片上ロマン街道
片上鉄道跡が34㎞の自転車道なって整備されている。駅舎やトンネルが残るこの道を桜の頃に走った。ふるさと津山まで足を伸ばし、鶴山城の桜とホルモンうどん(子供の頃に食べた記憶はないのだが)を楽しんだ。
吉備路自転車道
岡山から総社までの吉備路を行く自転車道、25㎞の道程の中に、国分寺や吉備津神社、造山古墳など歴史の道。
ハレの国、岡山探訪のポタリングは晴れの日がふさわしい。
蒜山高原自転車道
蒜山高原を1周する29㎞の自転車専用道路。B級グルメ「ひるぜん焼きそば」を食べて「ひるぜん牛乳」を飲み、走り終わった後に「やつか温泉」につかる楽しみ
米子ポタと大山ダウンヒル
H夫妻と2日かけて。弓ヶ浜のキャンプ場でテント泊。奮発して買った「李白」の純米大吟醸は開けると同時に蒸発
翌日は大山から日本海へとダウンヒル。爽快だった。
広島
平和記念資料館は2回行っている。今回はもう見るのがつらくて。それで広島城を訪ねたが、案内ガイドさんから、城の池の畔に水を求めてやってきた人たちの死体が折り重なっていた話を聞いた。トルーマン、皆殺しのキンメルは、今どこにいるのだろう。
大久野島
大久野島に渡船で渡って、島内1周のポタリング。山にも登ってみた。かつての毒ガス生産の島、地図から消された島も今は観光の島としてよみがえっている。島内いたるところにいる兎たちが出迎えてくれた。本土に帰って、竹原の古い家並みも一見の価値あり。
安芸灘とびしま海道
呉市川尻から岡村島までの島々を7つの橋で結ぶ30㎞の自転車道。下蒲刈島の松濤園・朝鮮通信使資料館や大崎下島の御手洗の家並みなど見所が多い。岡村島で路端でひじきを買った。売り手の老婆に「橋がつながって良かったね」と言うと、「これで、東京まで歩いて行ける」と返された。
山野辺の道と大和三山
奈良盆地の東、青垣の山すそを行く道。歩くのが王道なのだろうが自転車でも楽しめる。古墳に 古寺、万葉と記紀ゆかりの地、走り抜けるだけではもったいない。〆は大和三山を巡るポタリング
飛鳥斑鳩自転車道
大和郡山から明日香村の石舞台まで30㎞の自転車道。途中、今井の町並みや橿原神宮などの見どころに立ち寄りながらのポタリング。飛鳥の車ナンバーが人気なそうな。
堺市
大坂の天王寺から阪堺電車に乗って来た。一等三角点がある一番低い蘇鉄山(6.84m)に登頂した。この夏に一等三角点のある一番高い山、赤石岳に登っていたので感慨無量。実はこんな山知らなかったのだから。
ビワイチの1
自転車による琵琶湖1周をビワイチというらしい。一生懸命走るのはポタリングの趣旨に合わない。あっちこっち立ち寄りながら回ることにし、彦根城と長浜城などを訪ね回る。人気者のひこにゃんは今も元気らしい。
東京
東京は住みたくないけど訪ねるには面白い。
「東京だぜおっかさん」とおっかさんでもない女房連れで走り回る。
高層ビルに人混み、意外に多い緑、皇居から下町まで、どこに行くにも公共交通機関で間に合うが、やはり自転車で回るのが楽しい。
ところで、銀座に駐輪場ってあるの?
だれか教えて。
山中湖
山名湖畔を1周する自転車道
山歩きのついでにポタリングで回る。あの美しい村、忍野八海も射程の範囲、ここで、やっと美味しい「ほうとう」に出会えた。
荒川自転車道
武蔵野丘陵から東京湾まで100㎞の自転車旅。こうなるともうポタリングではないだろうと・・・?
ご心配なく、川越の町並み、葛飾柴又、佃島、寄るべきところはちゃんと寄って、ぶらぶらしているから。
福岡
九州山旅の途中、博多に寄ったのは豚骨ラーメンが食べたかったからだ。人気店と知らずに入ったお店で、お腹を満足させてから夜の中州を一回り。帰りに、その店の前を通ると長蛇の列。 ふふーんと、小市民的な優越感を感じながら、2軒目を探した。
宮崎
九州山旅の帰りにフェリー待ちの間に宮崎の街をぶらり。街路樹の椰子の木が南国の雰囲気をかもしだしている。新婚旅行人気ナンバーワンの地だったけれど、再びその座を奪うことはもうないだろう。今は、地鶏で焼酎を飲みたいものだ。
北海道 厚真町
厚真地震の片づけに。ボランティア精神に乏しい私たちがそこまで行ったのは友人の家があったからだ。ひび割れた道路、崩れた路肩、散乱した家具、崩れた薪、倒れた灯油タンク、肩寄せ合う人々。大した手伝いなどできはしないが、見るだけで、自分の中の何かが変わった
日本の海をシーカヤックで旅するのに、
今ノトコロこれに優る入門書はないだろうと自負しています。
これから始める人も経験者も、ぜひ一度読んでみてください。
第1章はシーカヤックで海を旅するために必要なノウハウ
第2章は私のシーカヤックのフィールドと紀行になります。
途中に挿入されたエッセイもお楽しみください。
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